ホース&継手の豆知識

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Vol.009 カタログ数値の見方(圧力ー1)



夏は下がるはずの血圧も逆にあがりそうな猛暑もようやく収まりをみせてきました。
血圧・・・文字通り血液の圧力のことで、上がりすぎると血管の弱い部分が破裂、死に至ります。
そうならず健康に過ごせる血圧を正常血圧といい、収縮期血圧で130mmHg未満、拡張期血圧で85mmHg未満をさします。
・・・おっと、ここは養生訓のコーナーではありませんでした。

さて、ホースにも正常血圧ともいえるものがあります。それが「使用圧力範囲」です。
いろいろな条件にもよりますが、弊社の規格ではその範囲内の圧力であれば問題なく安全に使えることを示す数値で、主にPa(MPa、kPa)の単位で表されます。耐えられる圧力は使用環境の温度などに大きく左右され、一般的に温度が高くなると耐圧力は低くなります。

「常用圧」や「破裂圧」という表し方をしたカタログもあります。
「常用圧」は「使用圧力」に含まれるもので、ある一定条件における使用圧力値を指します。
「破裂圧」は文字通りホースが破裂する限界値のことで、使用圧力よりかなり高い数値になります。人間で言えば全力疾走している速度のようなもので、マラソンのように長時間同じ速度を維持するみたいに、安全に長期間使用できる圧力はその1/3~1/5程度と考えたほうがいいでしょう。

その他に、一定の圧力で流れている流体を電磁弁などで遮断すると、瞬間的に掛かる「衝撃圧」という圧力もあります。一般的にはこれはそれまでに掛かっていた圧力の3~4倍になる場合があります。ボクシングで言えばカウンターパンチのようなものです。
衝撃圧が頻繁に掛かるような用途の場合は使用圧力を低く抑えたほうが良いでしょう。

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