現場改善事例
食品・飲料工場
- 短期間でホースへの色移りがあり、交換頻度が短く困る!
ブレンド調味料(液体・粉体)及び加工調理食品の製造工程で釜→ポンプ→タンク→充填機までの製品搬送用にホース配管を使用。
ホースは食品用塩ビ製ホースを使用。継手はフェルール継手をホースバンド締め。
約半年でホースに色が移り、汚れてしまうため、ホース交換頻度が早く困っている。
- 絶対漏れてはいけないのでホースバンド以外に紐で何重にも縛り、監視員も配置し大変!
清酒製造で加熱殺菌をしている現場でフッ素ホースとフェルール継手をチェーンバンドで締めて使用。
絶対漏れては困るため、紐を何重にも巻いて縛って使用しているが作業が大変。また縛るだけでは不安なので監視員をつけている。
- ホースが硬く折れたりして扱いにくい。ホース抜けもあり効率悪い!
ペットボトルや缶飲料の製造。
調合釜へ搬送箇所で食品用塩ビ製ホースとフェルール継手をホースバンド締めで使用。
現在使用しているホースが硬く折れたりして取り回しが大変。また継手付近からの流体漏れで衛生面が不安。ホースバンドが緩み、ホース抜けた事がある。作業性と生産効率を改善したい。
- アレルゲン対策のためにホースの識別をしたい!
カレー味商品の搬送用に耐熱食品用トヨシリコーンホースとフェルール継手をホースバンド締めで使用。加工商品内に同品目でもアレルゲン・ノンアレルゲンの区別がある商品があり、ホースの使い分けを実施している。
ただ、どのホースがノンアレルゲン用なのか等区別がわかりにくい。また、毎回洗浄しているが、ホースへの流体の色が着きやすく、汚れを落とすのに分解洗浄しているので洗浄時間も多く掛かっている。
- ホースが抜けて製品ロスが発生!
調味料・香辛料の製造過程でタンク→ポンプ→充填機の製品搬送用に塩ビ製ホースを竹の子継手をホースバンドで締めて使用。年に数回ホース抜けが発生し製品ロスが数十万円くらい発生する。
- 金属フレキ管は中が見えず不安!
食品搬送用に金属フレキ管を使用している。
蒸気滅菌を一日2回130℃で行う。金属フレキ管は硬く取り回しが良くないのと中の状態が見えないので劣化具合や洗浄具合がわからず不安である。
- 今まで使用していたホースが継手付近で破裂する
酵母やイースト菌などを製造している工場では、瞬間的に温度や圧力が上がる洗浄方法を取り入れている。
現場では普通のシリコーンブレード品を使用していたが、継手付近でのパンクによるトラブルが発生した。
- 冷凍ハムを通しているが、ホースがすぐに硬化してダメになる
冷凍ハムをスライスする機械で、冷凍ハムを通すのに塩ビ製スプリングホースを使用しているが、マイナス27℃で使っているため、ホースがすぐに硬くなり、わずか2〜3カ月位しかもたない。
- 機械の納入先でホースが破裂。メンテナンスが大変!
食品機械の充填包装機の製造メーカーでは機械の組み込み用で他社のシリコーンホースをホースバンド締めで使用していた。ところが、機械の納入先でホースが破裂を起こし、現場でトラブルとなったため対策が求められた。